寿鳥骨董は裁縫浄土にも行きたき今日この頃

編み物が好き。ただし「編むという動作」が好きなのである。最終的に実用可能な形に仕上がったものの数は多くない。 放置してる間に、なんだかちっとも編みたくなくなってしまい、あれほど忌み嫌っていたはずのお裁縫がしたくてたまらないってのはどういうことか。

2017年12月3日日曜日

また銭失い

またしても某イオンに行ったのである。まあおつかいに出されたから、なんだけどね。でもって、売ってもいない靴下糸を未練がましく見にパンドラハウスへも行くわけだ。当たり前だがやっぱり売ってない。陳列されてる毛糸にも食指は動かず。であるのに未練がましい気持ちが治まらず、要らないのに近畿の1号13cm5本針と、要らないのにクロバーのワンダーリリアンを買う(本当はチューリップのメカニックな、ハンドルぐるぐるの奴が欲しい!要らないけどw)。あああこの分で靴下糸を2足分弱買えたであろうに。というか最初から靴下糸買えばいいのに。

当然だがダイソーにも寄る。パンドラハウスは縮小されたが、ダイソーの売り場面積は激しく増えているのである。と、うわあワンダーリリアンのそっくりさんが売ってるではないか。その名も毛糸deリリアン、である。というか、その存在はかねてより知っておったが、文脈上目に飛び込んでくるのであった。使い勝手を比較したらおもしろかろうよ?と、自分に一所懸命言い訳をしつつこっちも買う(笑)。使い道のないしょうもない系の糸をゆるゆるリリアン状のヒモにして、そのヒモを1本の糸として使ったらおもしろかろうよ?とは思うものの、具体的にあてがあるわけでは皆目ない(笑)。

店内をぐーるぐる回り、鵜の目鷹の目で探したのは、そうですよダーニングマッシュルームの代用にできそうな物品ですよ。どなたかが、ダイソーの木製ヨーヨーを2つに分解し、同じくダイソーの木製けん玉の柄をぶった切って接続してましたな。たしかにね、木製ヨーヨーはたたずまいといい、カーブの具合といい、大きさといい、うわなにコレほぼ理想な物体だった。でもさすがに、けん玉の柄をぶった切るとかヨーヨーに柄を差し込むための穴を開けるとかは私の手には余る。ヨーヨーを未加工でそのまま使うぐらいなら、ガチャガチャのカプセルとか電球でいいわけなのだ。

あ、靴下に開いた穴がミニミニであった場合には、ぷっちょグミの容器がなかなかよろしそうに見えたよ。逡巡の末に戻しちゃった。買ってくればよかったよ。

2017年12月2日土曜日

いろいろ考えてはいるのです

極暖靴下は取り立てて必要もない・・・とか言ったのは、まあアレですな「酸っぱいブドウ」というやつ(笑)。猪谷さん靴下のデータが手に入らないからね。

特に就寝時などは、もっと暖かくてもよいぞよ?ということはままある。まさにゆうべがそうだ。いつまで経っても足が冷たいというこの場合、一向に寝付けませんな。寒いよー冷たいよーって緊張したままだからでしょうね。やはり弛緩しないことには眠気はやってこないでしょ。

現状よりも多少なりとも暖かくするというんであれば、単純にもっと厚地にするということになる。糸このままで2mmとかそれ以下でぎちぎちに編んでもしょうがないでしょ、多分だけど。でもなあ、並太で編んだ靴下ってなんか気に入らない。特に脚部が鬱陶しいような気がするのだわ。

よって、脚部は従来通りで、ヒールフラップ以下踵の終わりまで、および通常の「爪先キャップ」よりも踵方向に向けて長い(うーん変な表現)キャップの両者のみをたとえば中細2本取りなどで厚地にするってのはどうなの?これが目指しているのは、言わずと知れた暖かさ並びに強度アップの一石二鳥である(爆)。んーでも、明らかに絶対に激しく違ってくるゲージ問題をどうしたらよいのか、加藤文太郎さんをダンナさんに持たぬ私はただ途方に暮れるだけなのである。

強度アップだけのことであるならば、ナイロン糸でパッチ状ものを作製して使用前に綴じつける、もしくはナイロン糸で問題となる箇所にあらかじめメリヤス刺繍する、などとも考えた。どうでしょう、滑るかね?起き抜けのヨロヨロ状態で階段を下りねばならないのだが、うー転がり落ちてる場合ではないよね。

(おされ)ダーニングてなものが、予想以上に流行っているようである。最初の提唱者が誰なのかは知らないが、有名なセンセーが数名いてブイブイいわしてるみたい。ダーニングマッシュルームなるものが、輸入品は軒並み品切れ、センセーらのオリジナル国産品はなんと無慮4000円超えだったりするんだがこれまた軒並み品切れ。日本国が貧乏になってるため、穴あいた靴下その他衣類も捨てずに繕って大切にしましょうと。その趣旨自体は全く文句のつけようもないんだけど、うー貧乏になったから繕って暮らそうというのに、天文学的おねだんのステキお道具買わされちゃって、一体なにやってんの?という思いを禁じ得ないよね。はは、おされダーニング。暮らしの手帖の該当号、さっさと捨てちまったよ。そ、それは、一回試してみてなんかうまくできずにきぃぃぃぃーってなったから、なんだけどさw。

2017年12月1日金曜日

妄想は果てしもなく

そらまあ私は靴下編みが好きですよ。時に異様に好きとなって暴走する。とはいえ、常に同じテンションでもって熱愛してるかというとそれは違う。中・長期的に見ると、ある日パッタリと飽きて放り出し、月単位・年単位で一顧だにしないなんてことはザラにある。短期的というか短いスパンで見るならば、1足を編んでる途中でうげーつまんねえ飽き飽きしたぜ状態に陥ることもしばしばある。うれし楽し状態と、はああめんどくせえつまんねえ状態とでは、うーんどっちが時間として長いんだろ?興奮もなく淡々と手を動かしているニュートラルな時間も相当あるしな。いろいろ勘案するに、靴下編みとはやはり超めんどくせえ作業であると結論づけるしかないのかもしれない。めんどくささも必ずしも嫌いというわけでもないようで、まあ全部ひっくるめて「趣味」ですわね。

この超めんどくせえ営みが、自己のQOLの向上に直結している(1年のほぼ半分の靴下は自給自足w)というこのこれは、実に完全なる偶然なんだよ。需要と供給の関係も極端にアンバランスというんでもないし、この趣味と実益の合致具合ときたら、本当に幸運かつ幸福な偶然である。だってホラたとえば、私はかぎ針レースなども好物であるが、トルコ人家庭のようにあちゃらこちゃらにナントカカバーとかドイリーとか敷き詰めまくる気には一切なれないので、成果物は人にあげる(イヤゲモノw)か捨てるか仕舞い込むかしかないもん。そ、ものすごく幸運なる合致なわけなんだが、でもやっぱりクソめんどくせえもんを趣味にしてますな(笑)。自分自身のためにもなるからやってんだよ。他人様のためにこんなもんをちめちめ編むのはフルフル御免蒙るよ。

しかし、その「他人様」に対し抱いている感情の如何によっては、あながちフルフル御免というわけでもないのかも?って、急に思ったのさ。そ、そうね、これがチェ・ジェソンさんだったりした場合にはですね、うーむ2足や3足編んで差し上げてもよろしくってよ?構想および設計のため、心行くまでおみあしをカンサツさせろ!(でへへ)という条件必須だけど(爆)。「我が家のハニーポット」で、屋外(プンギルタン社屋前)で立ってるシーンの時、しゃべってる息が白くなってて、水っ洟がきらりんと光ってるのを見て、いやあああん寒くってかわいそう~~~(ジタバタ)ってなったもんな。ソウルのお生まれだというから、多分あの気候には慣れておいでになるとは思うけども、それでも大変だよね、辛いよね。って、ほぼすっかりチェ・ジェソンさんに靴下を編む気になっていたりする。大変だw。で、これが伍佰様だったら?うーんと、なんかイヤかもしれない。めんどくせえ。と、思うというのは、殿方としての伍佰様への関心が沈静化してしまったからなのかなあ。あああとね、「毛糸の靴下ぁ?オレは燃える鋼鐵男子だからそんなもんは要らん要らん。ナニぷれぜんとだと?ビーサンは持ってきたんだろうなビーサンは?」とか言われそうな気がしてならないのよね。あったかい国の子だものね。

ごくたまには変わったことをしたい衝動に駆られたりはするけども、通常は変わり映えもせぬが自己流ですっかり固まった流儀(註)でのみ延々編んでいる。ひと様が絢爛たる模様編みだの編み込みだのを披露なさってるのを見て、おおスゴイ!きゃあステキ!とか思わないでもないけど、別にうらやましくもない。己の限界を知り尽くしているからというのもあるけどね(笑)。それが猪谷さん靴下に関しては、うーんなんだろ。自分とはあまりにかけ離れた発想への憧れだろうか。この技法・技術を取り入れることにより、思いもよらなかった地平が眼前に広がってくれるんじゃないか的な?ああ、あと、猪谷さん靴下の形状は、自分流派のやつよりも少なくとも見た目がかわいいw。

(註)拙稿https://jutorikottouiknit.blogspot.jp/2017/05/ をご参照くだされ

現実には、しっかりフィットというのはシモヤケ的に不安だし、現地点に居住している限りはそうそう極暖な靴下の必要もないんだよなあ、私はスキーも登山も嗜まないわけなのだし。

と、登山、にまで至って思いついた。もし、もしですよ、新田次郎バージョンの加藤文太郎さんが私のダンナさんだったら?そ、そりゃ編むわよ編みますわよ、編みまくりますってば。でその場合、そんなことはそうそうはあり得ないというほどのこれまた幸運かつ幸福な偶然ということが出来する。そう、文太郎さんは設計技師ではないかっ!さささっと各種計算の上で図面引いてくれて、私は完璧なるパターンに基づいてひたすら延々とニッターズハイになってればよいのだよ?パタンナーとモデルさんと着用実験被験者と、まあ偶発的には私のシゴトに対する賞賛者までもが、一挙に手に入るというこのこれ・・・。

やや、これは大変だ。来世は伍佰様、来々世にはチェ・ジェソンさんにケッコンしてもらうことに決めてたんだけど、考え直した方がいい?その場合にはええとそのう、順番はどのようにしたらよろしいのかしら?

とまあ、かくして妄想ココにまで至った時、これまた唐突に思い出したんだけどさ。あああ伍佰様はスキーを嗜む男だったじゃんよ?って。ああこの私は一体どうしたらいいの(激爆)???ま、どのみち猪谷さん靴下のデータは入手困難なんだけどね。暮らしの手帖別冊、3500円だとお、バカにしてんのかっ?!って怒ってたんだけど、次の日には無慮5000円だかになってたよ。ちゃんちゃんっ。

おまけに、加藤文太郎さんの場合には、ひとり靴下のみならず、モモヒキに長袖シャツに帽子に、多分マフラーなども・・・編む必要があるであろう。身体がいくつあったって足りやしないよね(笑)。