[減目をして爪先を形成し、メリヤス接ぎで仕上げます]
あともうひと息というとこまで来ましたよー。1段おきに、甲側の両端と足底側の両端で1目ずつ、つまりは2段あたり4目ずつ端目を立てて減目していきます。2目一度によって少々ひきつれた感じになるので、ほんとの両端ではなくて1目2目内側で減目していったほうがよいです。
ここでいったい何目減目すればよいというのよっという問題が生じるが、これは足形状やら好みやらによります。私は甲側足底側それぞれ14目ずつ残る状態が気に入っています。減目をすればするほど爪先は細くとんがり、靴下足部の長さもそれだけ長くなります。様子を見つつ決定していただけばよろしいと思います。何目ずつ残したかメモしておきましょう。
爪先の減目終了。
さて、最後のワンステップです。現在、途中でクネクネしたりはしているものの、両端が開口している円筒?みたいな物体になっていますね。編み始めは履き口なので開いててよろしいというか開いてるべきだが、もう一方の先端は閉じていてくれなくては靴下にならん。輪ではあるが、強引に2枚の平たい、そして両方とも目のまま(=止めてない)の物体をメリヤス接ぎではぎ合わせるのです、という風に考えます。
これまで、棒針3本あるいは4本(もしくは輪針2本)に目を分けて編んできたわけですが、甲側と足底側をそれぞれ1本、計2本の針に分けます(輪針2本の場合はそのまま)。するとまさに上に述べましたとおり、強引に2枚の平編み云々という状態になったでせうよ。
ここで老婆心→{もしアナタが「メリヤス接ぎ?ナニソレおいしいの?なに基礎本に書いてあるだとお?ようわからんが本と首っ引きで見事仕上げて見せようぞっ!」という方だとしたら、太目で見やすい色の別糸でちっこい、ほんの3~4段でいいと思うので輪編みの物体を作って予行演習をなさることをおすすめします。これから秘伝のMary Thomas先生方式をご紹介しますが、糸の引き加減などに多少のコツというか慣れが必要だと思われるので。ここでこけると今までの苦労が結構水の泡っぽくなり、きぃぃぃぃぃぃぃーってなるよきっと。おうちに無事帰り着くまでが遠足です。}
[爪先のメリヤス接ぎをします](Mary Thomas Knitting Bookに準拠しています)
Mary Thomas先生、本当にありがとうございます。あなた様のご高著を知って初めて、私に履き口から編む靴下編み放題自給自足可能時代が訪れました。というこれに関しては、拙稿「片足できたあ♪」
をご参照ください。
さてやるか。メリヤス接ぎおよび糸始末が可能な長さを残して糸を切ります。とじ針に通します。
準備段階:とじ針を手前針の1目めに裏編みをするかのようにして通し、向こう側針の1目目に表編みをするかのように通します。糸を適当に引いて調整します(今後も同様)。
ステップその1:手前針1目めに表編みをするかのように通して編み針から外す。隣の目に裏編みをするかのように通す、これは外さない。次いで向こう側針の1目めに裏編みをするかのように通して編み針から外し、隣の目に表編みをするかのように通す、これは外さない。
ステップその2:手前針2目め(さっき裏編みするかのように通した目)に、表編みするかのように通し、編み針から外す、その隣の目に裏編みするかのように通し(外さない)、向こう側針の2目め(さっき表編みするかのように通した目)に裏編みするかのように通して外し、その隣の目に表編みするかのように通し、外さない。
以下、ステップ1と2の繰り返しです。
a.
すべての目に2回ずつとじ針(の糸)が通る
b.
1回の操作には、手前針の隣接する2目と向こう側針の隣接する2目の計4目が対象になる
c.
2回とじ針が通った目のみを編み針から外す
という3点に留意するとよろしいのではないかと思います。適宜、糸を引いて調節してください。引きすぎてもダメだしゆるゆるでもダメなので、別糸での予行演習をおすすめしたのです。
さて、編み針からすべての目が外されたでしょうか?靴下の爪先先端部が閉じられていて、しかもそれは編んだ覚えもさらさらないメリヤス編みを1段編んだみたいになってるわよ?という見た目だったら、大成功です、おめでとー!端がとんがってるじゃないかどうしてくれる?といったたぐいの苦情は、着用してしまえば無問題であり私自身ちっとも気にしてないので一切受け付けません(真剣に対策を考えてる方もいらっしゃったが、どなただったやら忘れてしまいました)。
靴下の片足分終了。
ラベル: フリーパターン, 靴下の編み方